マッサージヘッドの使い方

マッサージヘッドとは

歯学・医学学会の実験報告では超音波振動の生体効果について種々報告されています。

しかし、歯ブラシ部分で超音波振動が減衰してしまうので、ロス無く歯茎に直接超音波振動を伝えるためにマッサージヘッドを用意しました

これにより、歯ブラシ装着時に比べて数倍の超音波の効果が見込めます。

シャフトがマッサージヘッドに直接触れ、超音波振動を歯茎に伝える
マッサージヘッドは超音波効果を効率よく利用するためのものです。
特に、低強度超音波の効果としては、歯茎が荒れて痛い様な場合歯ブラシを使えませんが、マッサージヘッドを使って、ケアすることが出来ます。

マッサージヘッドによる血行の変化確認実験

■レーザ―ドップラーによる当社実験結果では、マッサージヘッドで3分間歯茎をマッサージした前後で、
血行が16%改善しました。(実験場所;株式会社SOUKEN社)
■レーザードップラーでは、歯茎の血流を測定できるので、マッサージヘッドの使用前後の血流の変化により、血流改善の有無を実験で確認

■個人差があるので、被験者(3名)の平均値で評価。
●歯茎部
超音波のみ 16.1%改善
音波のみ 8.4%改善
●唇部
超音波のみ 15.9%改善
1.試験場所 株式会社 総合健康開発研究所
http://souken-lab.co.jp
2.試験日 2010年11月8日
3.被験者数 3名
4.試験方法
(1)レーザードップラーPeriScan PIM II ;(株)インテグラル社製を使って測定
(2)マッサージヘッドを3分間下あご歯茎に軽く当てる。
(3)マッサージヘッドを宛てた歯茎をレーザードップラーで測定

5.試験結果
3人の平均値を示します。
超音波の場合が一番血流の増加が大きい結果となっています。
参考までに、唇にマッサージヘッドを当てて測定しました。

被験者
平均血流
Value
歯茎
(超音波)
歯茎
(電動)

(超音波)
ビフォー
アフター
差分
ビフォー
アフター
差分
ビフォー
アフター
差分
平均
1.18
1.38
0.19
1.19
1.29
0.10
1.32
1.53
0.21

6.実験風景


マッサージヘッドの使い方

1. マッサージヘッドに水を入れて下さい。
本体とマッサージヘッドの間に水がありますと、超音波が効率よく伝わります。



2. 本体の先をマッサージヘッドに差し込み、ロックしてください

3. 歯茎に軽く当てて超音波のみのモード(緑ランプ点灯)でマッサージしてください
約3分作動し、自動的に電源がオフになります。作動中は約45分毎に約0.5秒の振動で、時間の経過をお知らせします。3分経過時には2回振動してから電源がオフになります。お知らせタイマーにより、上あご左右の歯茎、下あご左右の歯茎の4箇所を3分間で均等にマッサージできます。
超音波は強く当てなくても伝わってきます。
振動を気にしない場合は、超音波+振動モード(赤色ランプ点灯)でもご使用できます。


マッサージヘッドの交換時期

マッサージヘッドのマッサージラバーの部分の弾力が弱くなって抜けやすくなった場合や切れやすくなった場合は速やかに交換をしてください。また、毎日、朝夕普通に使って3カ月を交換の目安としてください。

マッサージヘッドの保管について

マッサージヘッドは、水を入れて使っていただきますが、ご使用後は水が残っていると異臭のもとや雑菌が増えてしまう恐れがあります。
必ず本体から外して、水分が抜ける様にマッサージラバーを上にして保管してください。

マッサージヘッドの掃除について

掃除をする場合は水か中性洗剤で洗ってください。
漂白剤などはマッサージラバーを傷めるため、使用しないでください。